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タバコと【病気発生リスク】
タバコと健康

タバコには約4000種類の化学物質が含まれており、その中で身体に悪影響を及ぼす有害物質は250種類以上にもなります。また発ガン性物質は現在わかっているだけでも50種類を超えます。長年、喫煙を続けると非喫煙者よりも病気のリスクが高くなるといわれています。タバコは1本吸うと5分寿命が短くなるという説1本吸った後の肺の汚れは3年間消えないという説もあります。

それから食に関してですが、吸っていると味覚が麻痺し味がよく分からなくなる事があります。食欲が落ちたり、栄養バランスが崩れてしまう場合もあります。これを利用しダイエットするという人もいますが、健康的では決してありません。

今では禁煙するための本も出版されており、男女別で分かれて販売されている物もあります。これは男性と女性とでタバコに対する考え方、元々の脳の違いによるものが大きいためです。病院の禁煙外来に通う方法もあります。

喫煙により及ぼされる健康被害

■がん
タバコには発がん物質が含まれていると認めれられています。 非喫煙者よりもがんの発症率が1.65倍も高くなっています。

非喫煙者と比較する「がん」発生増加率

タバコによる「がん」発生増加率

また女性ですと子宮頸がんの発症も非喫煙者よりも1.6倍増加します。タバコの発がん物質は肺だけでなく、唾液にも混ざります。 そして全身に運ばれていくのです。そのため、タバコは全身の臓器にもがんの影響を及ぼすのです。

■循環器疾患
循環器とは体中に張り巡らされた血管や心臓のことを指します。また循環器疾患とは血管や心臓に問題が生じて起こった疾患を指します。

日本人の死因は1位が「がん」です。それについで多いのが、循環器系の疾患です。
タバコに含まれる成分が心臓や血管の負担にかけるため、循環器疾患が発生するリスクを高めます。

狭心症と心筋梗塞

狭心症や心筋梗塞とはどのように起こる病気なのでしょうか。
心臓の表面には心筋に酸素や栄養素を供給する冠動脈という血管があります。
この冠動脈が詰まったり、狭くなってしまうことで血液の流量が低下して心臓の筋肉が貧血のような状態になってしまいます。
これを狭心症といいます。

狭心症の状態が改善しない状態ではいずれ心筋が壊死してしまいます。
この状態を心筋梗塞といいます。
タバコを吸う習慣があると動脈硬化が進みやすくなり、冠動脈も詰まりやすくなるため、心筋梗塞のリスクが高くなります。

■呼吸器疾患
肺の機能は老化によって年々低下していくものですが、喫煙は肺の機能低下を急速にはやめます。 喫煙によって肺が黒くなってしまいますが、初期段階ですと禁煙すれば時間をかけて元に戻っていきます。

しかし長い年月の間、たくさんの量を喫煙していますと肺の組織が破壊され、「肺気腫」という疾患にかかってしまいます。肺気腫になるとせきやたんに悩んだり、ひどい場合には呼吸困難になったりします。

■生殖器における疾患
タバコは男女共に生殖機能を低下させるといわれています。特に女性ですと、妊娠しにくくなる、流産のリスクが上昇します。 また妊娠中の喫煙は胎児にも、体重減少などの影響を及ぼします。

さらに深刻なのが子どもの受動喫煙です。 子どもは成人よりもタバコの害を受けやすいです。なんと年間5歳未満の幼児1万7000人が受動喫煙のために入院しています。

■白血球が低下
歯周病の状態悪化も挙げられます。タバコを吸ってしまう事によって歯周病菌と戦う白血球が低下してしまいますが、その結果歯周病の状態が悪くなってしまうのです。
最悪の場合は歯を抜かなければならない事になりますので、大切な歯を維持したいという時には対策が必要不可欠になります。
どういった対策方法を行う事によって状態を改善できるのかと言いますと、一番の対策方法はやはり禁煙する事です。
禁煙をしない限り状態を改善する事が難しくなりますので、まずはタバコを止めなければいけません。
タバコを止める事ができれば大切な歯を維持し易くなりますし、その他の健康被害からも解放されますので、健康面に対して沢山のメリットがあります。また、早ければ早いほど状態は良くなり易いという事もあり、早めの禁煙が大切になります。

■うつ病のリスクの上昇
タバコを吸う人と吸わない人を比較するとタバコを吸う人の方がうつ病のリスクが2.9倍高くなるという調査結果があります。
なぜタバコによってうつ病が引き起こされるのかというと、タバコに含まれるニコチンによって抗不安作用のある脳内物質セロトニンが分泌されます。
タバコを習慣的に吸うようになると次第に脳内物質の供給のバランスが崩れてしまいます。
そのうちタバコを吸わないとセロトニンが分泌されなくなり、タバコを吸っていないとうつ状態に陥ることになります。
朝起きたらとにかくタバコを吸わないと頭が働かないというような人は要注意です。

早めの禁煙を

こういった病気のリスクを防ぐには、早めの禁煙がオススメです。禁煙に成功している人たちはたくさんいますので、あなたもきっとタバコをやめることができるでしょう。電子煙草などの禁煙グッズ・アイテムを使用すると禁煙できる確率は高くなります。あなたも禁煙ではじめる、健康的な生活を意識してみませんか?

禁煙が難しい理由とは

タバコをなかなかやめられない理由は主にタバコに含まれているニコチンにあります。
タバコを吸うことができない状況が続いたり、禁煙をはじめた時に「イライラする」「仕事などに集中できない」といった症状に悩まされたことがありませんか?
こういった症状はニコチン切れ症状、または禁断症状、離脱症状 と呼ばれるものです。

■さまざまなニコチン切れ症状
・無性にタバコが吸いたいと感じる
・気分が落ち込む
・イライラする、怒りを感じる
・欲求不満
・集中できない
・落ち着かずそわそわする
・食欲が増す
・寝付けない
・眠っても途中で起きてしまう

禁煙を続けると次第にこのような症状はおさまってきますが、禁煙開始から3日位までは特に辛く感じてしまい禁煙に失敗してしまう人が多いです。

なぜこのような症状が引き起こされるのかというとニコチンは脳に作用する物質だからです。
脳にはニコチンが結合すると快感が生じるα4β2ニコチン受容体というものがあります。
タバコを吸うとニコチンは肺から血液中に摂り込まれ、すぐに脳に辿り着きます。
α4β2ニコチン受容体にニコチンが結合すると快感を生じさせるドパミン(ドーパミン)という物質が放出されます。
このドパミン(ドーパミン)によって快感が生まれ、またタバコを吸いたいと思ってしまうようになります。

つまり禁煙の大きな壁になっているのはニコチン依存症であるということです。